タマホームボード気密工法化計画
タマホームは次世代省エネ仕様で高気密高断熱と言って営業していますが、気密は耳付きグラスウールに頼っています。見学したローコスト系の現場のなかではタマホームはもっとも丁寧でした。しかし、裸のグラスウールやセルロースファイバーを使用し気密シートを施工している現場や全面をポリスチレンフォームで被っている現場と比較すると薄い気密フィルムが、すぐに傷つきそうで不安を感じました。
そんなとき「ボード気密工法」の存在を知りました。タマホームは「ボード気密工法」では無いのですが、床が剛床で外壁にハイベストを使用していますから、少し手を加えることにより「ボード気密工法」仕様にすることができると思ったのです。オプションで対応していただくことも可能だとは思ったのですが、自分自身が家造りに参加したかったので自分でやっています。
1つめはボード継ぎ目の気密処理です。ハイベストの継ぎ目を気密テープで処理します。「新住協」の資料によると「気密テープなどの気密補助材は気密が向上することは確かであるが絶対に必要かどうかは研究段階」との事ですが、「違いがあるはずだ」と自分に言い聞かせながらやっています。材料費は8000円くらいでした。後日の構造検査のとき釘の検査のじゃまにならないよう半透明の気密テープを使いました。
2つめは下屋裏の気密処理です。下屋根はハイベストの上から施工されますので外壁と同じように継ぎ目のテープ処理をします。よくみると写真のように桁、胴差し、火打ちなどの付け根に大きな隙間が開いています。「新住協」の資料では先張り気密シートで処理することになっています。素人には難しそうなので大きな隙間は室内側から気密テープでふさぎ、テープが貼れないところはコーキングで処理しました。あとで発砲ウレタンフォームを充填しておこうと思います。
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- タマホームボード気密工法化計画(2010.07.19)
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